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  • 2017-05-01
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消費する米国と輸出するアジア

米国の不動産バブル崩壊をきっかけに、これまで世界経済が成長してきたフレームワークも壊れてしまったとも言われる。

そのフレームワークとは、「不動産価格の上昇を利用してレバレッジをかけて借金し、それで消費を拡大していた米国」と、「米国の経常赤字をファイナンスしながら商品を輸出していたアジア」が、相互に依存関係を深めながら成長していたというものだ。

米国の家計部門の負債の名目GDP比、世界輸出数量に対するアジアの輸出数量、そしてOECD算出の実質住宅価格指数を並べてみると、そういった関係が確かに見られる。

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今の信用危機や世界的な景気後退の背景に上記の構図があるのは間違いないんだろうけど、じゃあ問題を解決するために、10年以上前の世界の状態に戻ればいいかというと、そういう訳でもないと思う。

バブルになってしまった米国の住宅価格の調整は必要だろうが、国際的な資金の過不足をやり取りするのは、自由な貿易とともに、健全な世界経済の成長の為に必要不可欠の筈。ただそれがちょっと異常なレベルにまで膨張してしまったのが問題だった。

何かのが国際的な経済の調整機能を阻害しており、その歪が欧米の不動産バブルや過剰消費へとつながったんだろうけど、問題は、何がその「要因」だったのかだ。

「信用危機=米国バブルの崩壊=市場原理主義とグローバル化の終焉」

といった単純な図式の論調も多いが、それだけが「要因」とは考えにくい。円安が悪いという人もいるが、それよりも人民元が安すぎたのが一番大きいんじゃないかなと思っている。

いずれにせよ、アジア各国が相対的に割安な通貨水準にあって、それがアジア各国を欧米への輸出をベースとした経済構造へ過剰適応させてしまったというのはあると思う。でも、資本主義やグローバル化まで否定してしまうとすれば、やりすぎじゃないだろうか。




tag: マクロ
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Author: hamachan

資産運用会社で働いています。株式市場とか、マクロ経済とか、思いつくままに覚え書きです。

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