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  • 2017-06-28
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ものすごくアバウトな米国個人消費の今後の見方

株価はなんとなくリバウンドモードだが、世界景気のスパイラルな悪化が止まったかどうかが問題だ。でそのためには、米国の個人消費の縮小が止まったかどうかの判断が必要。中国が大きくなったとはいえ、2007年ベースで米国GDPは世界の25%位あるし、米国個人消費だけでも世界GDPの17.8%ある(IMF、BEAより)から、この悪化が小休止してくれないと厳しい状況が可能性は高い。

不動産価格の上昇を梃子にレバレッジを効かせ、中国とか新興国のファイナンスで米国個人消費が膨らんだことは間違いないが、3億人以上の人口が生活を続ける以上、それなりのレベルでは下げ止まるのではなかろうか。それがどこかを見極めるのは難しいが、とりあえず、ものすごくアバウトに分析してみようと思い立った。

多分、人口が増えればその分、消費の金額は増える。また物価が上昇すれば、名目値としての売上高も増えるだろう。だとすれば、所得がどの階層で増えるかとか、貯蓄率やら税率の関係はあるのは間違いないが、人口伸び率と物価上昇率を掛け合わせたトレンドと、小売売上高のトレンドは、何かしらの関係があるのではないかと考えた。ということでサクッと以下のようなチャートを作ってみた。米国の人口伸び率とCPI上昇率を単純に掛け合わせて指数化したものと、米国小売売上高を指数化しただけ。ちなみにこのような分析のとき、どこを基準にするかはいつも問題になるが、とりあえず直近の米国景気のボトムである2001年11月を100としてある。

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2004年位までは概ね小売と人口・物価トレンドは一致しており、サブプライムやら米国住宅バブルが言われ始めた頃から小売売上高がトレンドから上方乖離している姿がみてとれる。で昨年以降、小売売上高は大幅に減少し、今度は大幅に下方乖離している。さてこのトレンドが今後どうなるかだ。

米国の人口は、とりあえずまだ増加するといわれている。物価はデット・デフレの懸念はあるものの、まだマイナス圏で定着する様には見えない。FRBの猛烈な金融緩和を考えると、そのうちインフレになるリスクもある。と考えれば、人口・物価トレンドの上昇基調は今後も継続する可能性が高い。小売売上げと人口・物価トレンドの関係がそれなりに維持されるなら、もう一段の小売減少よりは、トレンドに向けた緩やかな回帰に向かうと考える方が自然のような気もする。

TALFなどがワークしてくれば米国個人消費に対する金詰りもそれなりに解消されてくるだろうし、これから景気対策の効果も出てくる。とすれば、更なる世界需要の減少が継続するというよりは、一旦は底打ちというシナリオを考えたい。皆下向きだから、悲観の揺り戻しはそれなりにあってもいい気がする。


tag: マクロ, Memo
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Author: hamachan

資産運用会社で働いています。株式市場とか、マクロ経済とか、思いつくままに覚え書きです。

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